西オーストラリアのマンジュラという所

西オーストラリアの州都パースから74㎞南下した海辺の町、 マンジュラというところに住んでいます。 災害もなく穏やかで本当に良いところ。 最近は、日本のスノーマンと言う男性グループにはまり、 研究してる。彼らはバラエティで面白い、ダンスが非常に上手く、ダンスフォーメーション、唄割にも興味あり観察研究中。

カテゴリ: 銀細工silver craft

今朝の気温は10.9℃。
最低気温j15℃以下が続き、朝晩はすっかり秋らしくなった。
日中は22℃、まだまだ20℃以上あり、予報では金曜からはまた30度近くなる。
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今日は銀細工の日。今日出来上がった鋳造品。
鋳造は面白くないので、これ限りで終わりにしようと思う。
これらのパーツをどう使うか、考えるのも楽しい。
 
自分がうっかりしているので、色々な物を失くしてしまう。
先々週はsolder3種類、今週はカンガルー1個と極小オパール。
 
 
石磨きは計8時間やってこの程度。
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最後の磨きはかなり退屈な仕事だ。しかしやらなくては!!
その内に石鹸のように消え失せるのでは。
 
形を作り、磨いた物をどのような作品にするのかが楽しみ。
銀細工で仕上げるより、ちょっと他の方法を一応研究している。。などと偉そうに。
どうなることやら。   
                               ・・・    see ya
 

朝は14℃位、肌寒く感じ、すっきりして気持ち良い。
最高28℃、湿度も低めで、普通の夏の気候に戻った。
 
銀細工へ行った。
今は経験として鋳造製法をやっているが、
 
ゴムで型どりし、ワックスを流し込み、ワックスツリ―を作り、
鋳造品が出来るまで、ひと月かかってしまった。
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もう一度今度は全て自分で作ってみたが、
ワックスツリー作りは案外技術が要る。
 
手が震えて上手く出来ず、
ピーターが、ちょっとやってくれた。
 
lostwax製法は、
鋳造に行きつくまでの工程が結構面倒。
 
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先週は、
作ったワックスツリー缶を棚に置いて帰宅。
係が月曜日に石膏を満たし、
今日、それを釜で焼き、
そのロウが溶けて無くなった所に、
溶かした銀を遠心力で入れた。
 
この機械を回す。
 
 
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回り終わったら、熱い内に、水の中に入れて、
石膏を洗い流す。
 
 
 
 
 
 
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鋳造すぐの物は、火事の現場から拾って来たようで汚らしい。
しばらく希硫酸液に浸す。
 
 
 
 
 
 
 
 
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色は白いが、ざらざらしてとても汚い。
磨きは、これを切り離し、
ぐるぐる回るバレル研磨械に入れておけばきれいになる。
 
手でやりたければ、
初めに綿のように細かい金属タワシで軽くこすると綺麗になる。
 
 
 
  ・・・see ya

今日は銀細工の日。帰りは運動の為に駅から歩いた。
殆ど室内にいて、外では日傘をさし、あまり太陽に当たらない日は疲れない。
 
銀細工はロストワックスlost waxと言う鋳造法をやってみている。
この製法は、ロウで出来た形をドロドロした石膏の中に入れ、乾いてから
釜で焼いてロウを溶かし、その溶けた所に銀などを流し込む方法。
lostwax、文字通り、ロウが無くなる。
イメージ 1
 
前回までは、ゴムで作った型の中に、
溶けたロウ(wax)を流して、
常温で固め、出来た物を数個貯めておいた。
 
この作業は、気泡が入ったり、細い所が欠けたり失敗も多いので、
数回やってみてコツをつかむ。
 
出来た物のバリ取り作業が細かく、丁寧さが必要
面倒を見てくれるピーターがきれいに取ってくれた。
 
 
  
 
ロウが溶ける、ほど良い温度のピストル型の電気ごてを使いイメージ 4
ロウで作った形、一つづつをこのようにワックスツリー(wax tree)にする。
(木の形に似ている)
 
初めてなので、ピーターがやってくれた。
このツリーを効率よく作るのも技術の内らしい。
ネットで見るwax treeとは違い、
ここのクラブでのツリーの形は、低木ブッシュ型。
 
 
 
 
このゴムで出来た物と、イメージ 2
石膏を流し込こむ筒缶は対になっていて、
ここに缶をはめて、石膏を流し込むようだ。
 
空の状態の容器の重さを測り
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
ワックスツリーを設置した後の重さを測り、
その差が使ったロウの重さとなる。
それをもとに、使う金属の分量を量る。
 
silver925ならばロウの重さの11倍必要。
40gも必要で驚いた。
銀でもかなり使うが、金だったら大変大変。
 
 
ここまでやると、係の人が石膏を入れてくれて(月曜日)
水曜日に窯焼き、鋳造になる。
 
あくまでも体験としてやってはいるが、この大量生産法は私には何の意味もない。
 
      ・・・・・・   see ya
 
 
 
 
 
 
 
 

今日の最高気温は予想より高く38℃。今でも外は34度近い。
銀細工クラブへ行った。
 
帰りの電車では、向かい側に座った婦人とちょっとおしゃべりして、
そのうち、婦人がなにかを探し始め、「サングラスを落とした」と言いだした。
 
私は彼女に、「サングラスは掛けているけれど」と教えた。
「電車に乗って来た時からずっと掛けていましたよ、
さぞ掛け心地の良いサングラスなんですね」と言って二人で笑った。
 
帰りは我が家行きのバスが、ちょうどあるが、
その時間には小学校に寄り、非常にうるさい小学生を乗せるので、
同じ時間発の、ほかの方面行バスに乗り、ショッピングセンターで降りて家まで歩いた。
 
数メートルだけだが、西日が真後ろから当たる道では、
日傘を差しても、ふくらはぎに陽が当たり痛かった。。

今やっている銀細工クラブに来る目的は、殆どの人が機械での鋳造をする事。
最後の磨きまでも、機械任せで、
私にとっては、これは手作りではなく大量生産品となる。
 
売る目的の人はそれが一番合理的。
 
私の考える手作りとは、
ひとつひとつ作る事で、いちいちガスバーナーでロウ付けしたりする物を言う。
 
Jewelry Designer(宝石デザイナー)よりも
Silversmith(銀細工職人)にひかれ、目指す。
 
鋳造の機械があるのだから、
それを使わなければこのクラブへ入った意味がなく、部品を作っている。
 
先週は全てやってもらったので、
今日は復習を兼ねて、自分でゴムで型を作り、wax(ロウ)を注入。
そこまでで、今日も終わりにした。
 
作品(ロウでの原型)が数個集まらないと、
鋳造する時に一つの作品に対してのコストが高くつく。
      ・・・・・・  see ya
 

今日の最高気温は32℃、しかし、湿度が50%位あり、風の通らない所では汗だく。
 
マンジュラで一緒に銀細工をしていた仲間に紹介された、
ロウと窯と遠心鋳造機械を使い、金銀の鋳造が出来るクラブに入会した。
 
これらの機械は高価なうえ、場所も要るので、
宝石デザイナーなどは、鋳造は鋳造会社に頼む事が多い。
 
今までの銀細工は自転車で行かれる所だったが、
今度は、バスと電車を使い、Mandurahからは30km位離れた場所。
入会の決心をするまで、遠方と言う理由で3年間掛かった。
 
最近は何かをするために、かなり遠出するようになり、我ながら偉い。

今までは、鋳造と言えば海岸から拾ってくるcuttlefish(甲イカの骨を使う、
古い方法でやっていた。
海岸から拾ってくるので無料だが技術を要する。
 
今日の鋳造法は初めてなので、全部やってくれたのを見ていたが、
自分が考えていた方法とは違い、工程が多いので面倒くさいと感じた。イメージ 1
 
 
1、ゴムで型を取る。
3㎜厚のゴムを3枚使い、
ロウを流し込む穴を作る為に棒などを接続させる。
剥がす時に、くっつかない様にベビーパウダーを塗る。
 
 
 
 
 
2、圧縮し熱でゴムを溶かし型を取る為に、イメージ 3
ゴムは金属に覆われて熱せられる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
3、この機械に2番の物を取り付け
確か20分間(だと言っていたような。)電気を入れる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
4、出来上がると、ゴムが溶けたような臭いがする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
5、冷めてから、周りの器具を取り外しこの状態にして、イメージ 6
金物を取り、周りのひらひらをハサミで取る。
 
 
 
 
 
 
 
 
6、挟んでいた金属も取り、ひらひらも取った。イメージ 7
 
 
 
 
 
7、うまく型を崩さない様に、この開く時が少々難しそう。イメージ 8
 
ちょっと乱暴かな~、ゴムがちぎれそう、
そういう細かいことは、私がやるって。
 
と言いだしそうだった。OZだから 
 
 
 
 
 イメージ 2
 8、上手く型が取れた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 イメージ 9
9、中の原型を取り外したゴムを
先程の金属ではさみ、ロウを流し込む。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 9時から4時まで居られるが、早めに切り上げ今日はここまでで終わりにする。
遅く来て早く帰る重役出勤のようで、準備あと片づけは何もしなかった。
 
入会している殆どの人が退職者のようだが、皆元気で長時間制作している。
前のクラブでは女性は私だけになったが、このクラブは女性も多い。
 
全部の指と両腕にキン、キン、キン、金(キン)ばかりで作っている人もいる。
私は銀を主体として、金(キン)を載せたデザインを好む。
 
初めてなので、他人が作った物を原形として使ったが、
れたら、原形は絶対に自分のデザインにする!
 
ワックスを彫刻して、原形を作る方法もあり、少しづつ鋳造を勉強して行く。
デザインも好きだが、どちらかと言うと職人としての技術向上を望む。  ・・・see ya
 
 
 

 
 

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